⭐️新潟が「陸の孤島」となった中越地震より16年が経過しました。 再度 備えの点検を!!

⭐️新潟が「陸の孤島」となった中越地震より16年が経過しました。 再度 備えの点検を!!

 

新潟市 西区 青山「占いルーム ゆま〜る」

占い師の天川 裕麻です❣️

 

予約電話 07033410880

 

いつもお世話になりまして ありがとうございます💕

 

先日10月23日 

新潟は、中越地震より16年目を迎えました。

 

災害の際、備えが いかに重要であるか。

 

もう一度 自分への戒めのためにも 当時のことを思い出しながら書きたいと思います。

 

 

新潟県中越地震(にいがたけんちゅうえつじしん)

2004年10月23日 17時56分。

 

新潟県中越地方を震源として発生した

M6.8 震度7 死者68名

震度7を記録したのは、1995年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)以来二度目の大地震でした。

 

わたしは あの日、その時間

18時 名古屋空港発 新潟空港行きのエンジン大全開の飛行機✈️の中で、静かに飛び立つのを待っていました。

 

岐阜での会議を終えて、名古屋空港へ。

小さい飛行機🛩の中で、女性は隣の先輩とわたしだけ。

周りはビジネスマンばかりの機内でした。

 

18時。飛行機が動きません???

しばらくすると 機長👩‍✈️より「名古屋において地震があり、滑走路内のライトの損傷点検をしてからの出発となります!」とのアナウンス🎙がありました。(新潟県中越地震 名古屋は震度1でした。)

 

わたしは新潟空港に夫と娘が迎えに来るため、CAさんに携帯の使用をお願いしてみました。 

 

 

機長よりメールのみ使用の許可をいただき、機内のほとんどの方が携帯操作している時に機長より再度のアナウンス🎙

 

「新潟地方において大地震との連絡がありました。新潟空港と連絡が取れないため、本日は飛び立つことが出来ません。一度 飛行機から降りていただきます。」

 

 

新潟で大地震。。。

新潟空港と連絡が取れないほど。。。

 

どれくらいの震源なのか。家族は。。。

 

一気に機内に緊張が走りました。

ビジネスマンの方々は咳払いをしたり、落ち着かない様子で座り直したり。

 

誰もがメールに返信がないまま、飛行機は空港入口へと戻り始めました。

 

その時 飛行機が急に進路を変え、エンジン大全開。

一気に飛び立ったのです✈️

機長からのアナウンスは何もありませんでした。

 

そして通常1時間くらいかかる航路を45分くらいで飛び、一気に新潟空港に入り込む🛩 という形で到着したのです。

 

おそらく新潟空港が時間を区切り離着陸を許可し、その時間に間に合わせるため、機長が必死に新潟に向かってくれたのだと思います。

 

わたしたちの乗った名古屋からの到着便の前、着陸許可の下りない飛行機が何機か新潟空港上空を旋回していたそうです。

 

わたしの乗った飛行機の後の到着便は、他の空港着になったとのことでした。

 

わたしは間一髪 新潟に戻ることが出来ました。

 

 

空港で、夫と娘に会えると本当にホッといたしました (´;ω;`)

 

夫と娘も空港閉鎖時間が迫る中、わたしの乗った飛行機が到着するか 気が気では無かったと思います。

 

しかも、まだこの時は上越新幹線🚅が脱線(浦佐ー長岡間)し、それから何ヶ月もの間、新幹線が止まり、高速道路も閉鎖。

 

新潟が「陸の孤島」と呼ばれる状態になるとは思いもしていない状況でした。

 

わたしは、機長の素早い判断のおかげで この日新潟に帰って来ることが出来ました。

 

もし帰って来ることが出来ていなかったら。

考えるだけで 本当に震えが来るほどでした。

 

 

新潟は、当時 上越新幹線が開通したことで、東京間の飛行機の運行はありませんでした。

 

ですので、この時 東京にいた方々は、新幹線も止まり、陸路も断たれたため、羽田から新潟便✈️のある大阪、名古屋へ。

 

大阪、名古屋便はすぐに満席になったということで、福岡、札幌へ飛び✈️  そこから新潟に戻った方も大勢いました。

 

 

会議に一緒に出席。

飛行機の便が取れなかった他の団体の方は、ちょうど東京出発の新幹線🚅の中で地震に遭われ、車内は大パニックだったそうです。

 

 

家に戻り、新潟市内は特に大きな被害は無い事に安堵すると、今度は、震源地の友人たちのいる中越地方のことを思うと居ても経ってもいられない状態に。。。

 

次の日 物資を持って友人のところへ行くため荷物を置き、すぐに買い出しに行きました。

 

車のトランクいっぱいに荷物を詰め、余震で車で進めなくなったときのことも考え、自分たちの2、3日分の食料もリュックに詰め、歩きやすい靴で とにかく行けるところまで🚙

 

次の朝 わたしたちと同じようにトランクいっぱいに荷物を積んだ車が一列になって中越地方に向かい、路面がデコボコになった高速道を走りました🚗🚙🚚

 

途中で強制的に高速道を下ろされると、民家それぞれに手書きの「長岡方面へ ➡️」の張り紙が。

 

 

その張り紙に沿って、民家の狭い道を通らせていただきながら、何台もの車が連なって中越地方へ向かいました。

 

 

友人の家の近くの避難所になってる学校へ到着すると 友人家族が👨‍👩‍👧‍👦

 

会えて本当に良かった (*´ω`*)

 

地震の大きさに恐怖がまだ収まらない友人とすこし話しました。

 

その時 感じたのは、大きな災害は、人の気持ちを閉鎖してしまうこと。

 

車で30分も走れば被害が少ないところに行けるのに、恐怖で運転さえ出来ない精神状態となっていました。

 

だからこそ備えが大切!!

 

 そして 支援も。

  心にも 物資も 支援が届くよう。

 

 

災害の無い 心の元気な時に、いま一度 避難袋の点検を!!

 

いつもバックの中に飴やチョコレート、飲み物を入れておいてくださいね🍬🍫

 

 

新潟県は、この地震で日本全国の皆さまに本当にたくさん助けていただきました。

 

同じ新潟県内でも「長岡地方へ ➡️」の張り紙を貼り、狭い民家の通りを通らせてくださった方々も。

 

わたしも これからも 感謝と人を思う気持ちを決して忘れず 、備えもしっかりしていきたいと思っております💫

 

 

また近いうちに続きを書きます( ◠‿◠ )

 

 

⭕️美しい棚田の 旧山古志村 

 (中越地震後 全村民が避難しました)


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